楽天市場の第一画像(サムネイル)のルールについて!

こんにちは。
エモロジブログです。
本日は楽天市場のサムネイル(第一画像)のルールについてお話します。
これから初めて出店される方は意外と知らないと思いますが、
楽天市場にはサムネイルのルールがあります。
ガイドラインとして示されているので、必ず守る必要があるルールです。
サムネイルを守ってペナルティなど受けないようにするために、
本記事でぜひルールの確認をしてみて下さい。
そもそもサムネイルとは
サムネイルとは、別名第一画像と言われており検索した際にお客様が一番最初に目にする画像です。
サムネイルの役割として、お客様の興味を引いてクリックしてもらうという役割があり、非常に重要な役割を担っています。
その為、サムネイルが良くなければクリック率が落ちてしまい思ったようにアクセス人数が伸びずに売上が上がらないということもあります。
逆にサムネイルが良ければクリック率が上がり、売上の向上にも繋がる可能性があります。
また、各モールごとにサムネイルのルールがあり、遵守する必要があります。
その為、サムネイルのルールと役割をしっかりと理解して構築することは非常に重要です。
今回は楽天市場のルールに沿って解説させて頂きます。
今回のサムネイルのルールを守らないと違反点数というものが加算されます。
5点を加算されることになっており、累積点数に応じてペナルティが発生します。
違反の判断は肉眼でするものではなく、機械的に判定が下されており、
◎と△と×で判定されています。
◎は判定合格となり、△は微妙なラインで今後×になるかもしれない状態、×は違反となっております。
テキスト要素占有率は20%以内にする
テキスト要素占有率とは、画像の上に置く文字や物体、図形の事です。
企業のロゴやイラストなども要素に入ります。
例えばTシャツを販売しているとして、Tシャツという文字を画像内に記載するとします。
このTシャツという文字が全体の20%以上を占めていると審査でNGとなってしまいます。
20%以上を占めているかどうかは、実際にサムネイルを設定してみれば審査結果が出ますので、
そちらで確認して頂ければ良いかと思います。
実際に20%以内で収めようとすると伝えたい情報が伝わらず結構難しいというのが本音です。
今まで以上に、本当に伝えたいメッセージを厳選して記載する必要があるでしょう。
背景の合成は禁止
背景は撮影した際の自然のままの背景、又は白基調の画像の背景とされています。
その為、目立たせようとして背景を黄色やべた塗りにしたりすると画像判定の際にNGが出てしまいます。
実際に合成した背景でなくても、一色だけの背景の場合はNGが出たりするので要注意です。
背景を工夫したい場合には写真撮影の段階で背景を工夫する必要があるでしょう。
枠線の使用禁止
サムネイルのルールが決定される以前は、サムネイルに枠線を作って目立たせようとする
商品がたくさん存在していました。
実際に赤枠などで囲むとインパクトがあり、ついついクリックしてしまうこともあります。
しかし、ルール規定後は、サムネイルに枠線を付けることが禁止されており、枠線をつけると画像判定ツールでNGが出ます。
また、枠線をつけていなくても背景画像が枠線っぽくなっているとNGが出る場合もありますので、
枠線をつけていなくても注意が必要です。
そして、画像の端に帯状の図形を配置しても枠線と見なされる場合があります。
基本的に帯状の図形を1辺の50%以上で配置すると枠線とみなされます。
その為、端っこをグラデーションして透過させていても枠線とみなされ判定ツールにより、NGが出る場合があります。
定義がなかなか難しいですが、不安でしたら必ず画像判定ツールを立ち上げて確認することをお勧めします。
ルールを守って目立たせる為には
ルールを守って目立たせるには、不要な情報を削除してお客様が気になる情報を記載することです。
お客様が気になる情報として、大きくSKU、性能、付属サービスが挙げられます。
そして不要な情報とは、商品名です。
写真を見ても分からない商品は例外ですが、大抵の商品は写真で何か分かりますし、
お客様は商品名で検索して皆様のサムネイルを見ているので、何の商品かは大体見当がつきます。
その為、テキスト要素占有率20%以内に抑える為にも、無駄な商品名は記載しないようにしましょう。
次に、SKUとはカラーとサイズのことで、カラーが何色あるのか、サイズはいくつあるのかなどを
サムネイルに記載しておくと効果的です。
よくある画像の記載方法として下記のような手法が挙げられます。
カラーは●や■で表記そして、サイズはS~LLなどの表記をします。
これにより占有率20%以内を攻略していきます。
次に性能についてです。性能とは商品が持つ機能の事です。
たとえばお財布だった場合、本革や大容量やラウンドファスナーなどが挙げられます。
お客様がついつい気になるような性能をキャッチコピーで表すことが効果的です。
性能を全て述べようとせずに、一言で収めてお客様がクリックして詳細をみたくなるぐらいの
キャッチコピーを意識すると良いでしょう。
最後に付属サービスです。
付属サービスとは、のし対応やラッピングなどの商品以外の部分で、お客様に提供できるサービスです。
特にギフト系商材では、ラッピング、のし対応、日付指定は必須となってきますので、
できるだけサムネイルに記載して、お客様へのアピールを忘れないようにしましょう。
まとめ
既定のルールを守りながら、画像を目立たせることは簡単ではありません。
今までよりも表現が制限されるので、無駄を捨てて編集することが求められています。
また、サムネイルで良いものが作れても詳細部分のLPが出来ていないと購入にはつながりません。
サムネイル→詳細LP→購入までの流れを作れるようにストーリーを構築する必要があります。
毎日他社のページを見て研究を重ねて、少しずつページを構築できるように頑張りましょう。