個人事業主で楽天市場には出店可能?審査の対象について。

個人事業主でも楽天市場に出店は可能なのか。
楽天市場は個人事業主でも出店は可能ですが、条件が色々と必要です。

EC,楽天市場

こんにちは。
エモロジブログです。

本日は、個人事業主でのネットショップ出店についてお話します。

昨今、副業が当たり前になっている中で、ネットショップに挑戦してみようと思う方は多いと思います。

実店舗に比べて、場所も取らないですし初期費用も比較的優しいと言われているからです。
その際に、法人ではなく個人事業主で始めてみようと思う方は意外と多いです。

実際に、個人事業主で出店できますか?という質問は2021年から増えている気がします。

今回は個人事業主の出店で審査にどのような影響があるのかをお話します。

楽天市場で個人事業主出店は可能です!

結論から申し上げますと、個人事業主での出店は可能となります。
また、出店前の資料請求も可能となっています。

個人事業主での出店は難しいとよく見かけますが、楽天市場側が明言しているわけではございませんし、
弊社のお客様でも普通に個人事業主での出店をされています。

しかし、個人事業主、法人問わず楽天市場の審査は他モールと比べて難しいと言えるでしょう。
そして、間違いなく副業には向かないというのは断言できます。

次の事項でご説明します。

個人事業主で出店する際の注意事項

楽天市場に出店するには法人、個人事業主問わず提出する資料が多いのが特徴です。
個人事業主に必要な資料には下記のようなものがございます。

商材のお写真
実店舗のお写真(事務所など)
出店申込書
審査書類
取扱い商材に関する営業許可・資格書類(古物取扱、酒類販売、食品営業、医薬品販売等)
住民票 (契約開始日より3ヶ月以内に発行されたもの)
印鑑証明書 (契約開始日より3ヶ月以内に発行されたもの)

楽天市場に出店する際には、しっかりと事務所を構えて商材がある状態でスタートしなければいけません。
その為、実態がなかったり副業で始めようとすることは非常に難しいと言えるでしょう。

個人事業主でも出店は可能ですが、揃えなければいけない情報が他モールと比較して多いです。

楽天市場の審査をスムーズに通そうとすると以下のような流れが良いかと思います。
あくまで参考ですので、必ずしも審査が通るわけではございません。

①開業届けを出す(必須)
②商品を置ける場所を確保する(必須)
③商品を少しで良いので仕入れる(販売してはいけないものはNGです)(必須)
④他モールに先に出店して、少し実績を作る(任意)
⑤HPを作る(任意)

④⑤に関しては任意ですが、事業の実態をしっかりとアピールするための要素になるでしょう。

楽天の出店プランは大きく3つ

楽天市場の出店プランは大きく3つあります。
実はエンパワーメントプランというものもあるのですが、選べるものではないので今回は割愛します。
また、ライトプランというものがありましたが、2021年1月に廃止となっていますので、こちらも割愛します。

①がんばれプラン
②スタンダードプラン
③メガショッププラン

がんばれプランとは、月額の出店料は19,500円の1年契約のプランです。
登録できる商品数は5,000商品までとされており、画像の容量は最大500MBです。
システム利用料は月間売上高の3.5~7.0%とされています。

スタンダードプランは、月額の出店利用は50,000円です。
しかし、システム利用料が月間売上高の2.0~4.5%となります。
一般的にがんばれプランからスタンダードプランへの切り替えは月商が132万円で
スタンダードプランの方が費用が安くなるとされています。

メガショッププランは、月額出店料は10万円と1年契約プランです。
登録可能商品数と画像容量に制限がなくなります。
システム利用料は、スタンダードプランと同率です。

楽天市場の各プランの費用は他モールと比較して少し高めに設定されていますが、ユーザーの多さもピカイチです。

楽天ポイントと呼ばれる楽天のサービスの中で使用できるポイントがあり、
楽天は様々なサービスを展開している為、ついでに楽天市場で買い物をしようとするユーザーが多いのが実態です。

一般的に楽天経済圏とも呼ばれていますが、それほど楽天ポイントはユーザーにとって魅力あるポイントです。

出店費用も他モールと比較して高いと言えど、出店のメリットは十分にあると言えるでしょう。

最初はがんばれプランがおすすめ

最初の出店はがんばれプランがおすすめです。
特に楽天市場が初めての出店となる方は、ネットショップ運営に慣れていないと思うので、
まずはがんばれプランで1年間運営してから、プランの変更を検討するぐらいでちょうど良いでしょう。

月商約130万円でスタンダードプランの方が実質的に費用は安くなるのですが、
1年間でそこまで売上を伸ばすことはそうそう簡単ではありません。

また、画像容量も最初はがんばれプランで事足りる為、よほど自信がない限りは、がんばれプランでお申し込みしましょう。

まとめ

楽天市場は個人事業主でも出店可能なECモールです。
また、アクティブユーザー数も多く、楽天ポイントという魅力あるポイントで顧客を囲い込んでいます。

多少の出店費用を支払っても、出店する価値は十分にあると思われます。

出店のスケジュールとして、申し込み~出店まで約1か月半ほどは計算しておくことをお勧めします。

出店したい時期が決まっている方は、お早めにお申し込みしましょう。

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