ネットショップのLP制作には起承転結が大事!売れている商品ページの構成とは?
ネットショップのLP制作には起承転結が大事!売れている商品ページの構成とは?
こんにちは。エモロジブログです。本記事では、ネットショップのLP制作の構成、「起承転結」の考え方についてお伝えします。
ネットショップに出店したものの、商品のLPが納得いかない・・・。こういった悩みを抱えている方は多いと思います。
実際、ショップを訪れたユーザーに買ってもらうためには、LPの構成は非常に重要です。
ここで、LP制作における基本的なポイントについて、勉強していきましょう。
目次
1.LPの定義
LPとは、「ランディングページ」の略です。様々な定義がありますが、ネットショップにおいては「商品ページ」がこれに値します。
検索や広告からお店を訪れるユーザーにとって、入口となるのがこのページ。
ユーザーが離脱しないためにも、しっかりと作り込んでいく必要があります。
2.「起承転結」の考え方
では、本題に入っていきます。LPにおける「起承転結」とは何なのか、その定義や構成について見ていきましょう。
2-1.「起承転結」の定義
起承転結とは、元々は中国語の漢詩の構成方法の1つなのですが、現代では
起承転結という言葉を聞いて、「四コマ漫画」の構成をイメージした方は多いのではないでしょうか?
それは間違いではなく、LPにも通じるものです。
見た人に簡潔にストーリーを伝える上で、起承転結はなくてはならない考え方なのです。
2-2.「起承転結」の要素
では、起承転結を一つずつ分解して見ていきましょう。
大まかに説明すると、
承:補足
転:変化
結:まとめ
ということになります。
まず、「起」の定義ですが、これは
商品の説明というよりは、ユーザーに対して問いかけ、課題を認識してもらうことによって、離脱を防ぐことが大事です。
次の「承」は、「起」の補足と考えてもらうとわかりやすいと思います。
導入でつかんだ顧客を離さないための、
ネットショップのLPの場合は、ここで商品の詳細説明をして、ユーザーの気分を盛り上げていきましょう。
「転」は、
ここまでとは違い、他人からの評価や質問を盛り込むことで、ユーザーの不安を取り除くのが目的です。
最後の「結」の部分は、ここまでのまとめとなります。
ここまで見てくれたユーザーは、購買意欲も高まっているはず。
キャンペーンなどの
以上の流れを意識することが、LP制作における鉄板の構成となります。
3.LPの構成要素
上記の内容で、起承転結の大まかな流れが見えたのではないでしょうか。それでは、ネットショップでのLP構成にあてはめて、どんな要素を加えていけばいいのか見ていきましょう。
3-1.起
ユーザーが、なぜネットショップを介してあなたのLPに来たのか。
それは、「何かを探しているから」です。
とはいえ、明確に買うものが決まっているというユーザーは多くありません。
類似しているものの中から、比較検討して買い物をします。
そのため、冒頭となる「起」の部分では、相手に問題を投げかけ、その情景をはっきりとイメージさせる仕掛けが重要です。
「~な経験ありませんか?」「~で困っていませんか?」等、具体的な問題提起を行い、比較検討中のユーザーをLPの中に引き込みましょう。
3-2.承
「起」でユーザーの興味を獲得したら、次はみなさんの商品がユーザーの課題を解決するものだと証明する必要があります。
ここでは、
みなさんがネットショップに出されている商品には、他社には負けない要素や、独自のこだわりがたくさんあるはず。
それを、この「承」のパートで説明し、商品をユーザーにしっかりと理解してもらいましょう。
そうすることで、ユーザーは自然とページを読み進め、商品への興味をさらに高めていくことでしょう。
3-3.転
ここまでで、商品の自己紹介は終わりました。
ユーザーが次に購買の判断材料にするのは、商品に対する「信頼感」です。
どれだけ商品の説明を読んでも、ユーザーは本当に大丈夫なのか?怪しくないか?という疑念が中々取れません。
そこで、累計販売数や利用者の声など、商品の実績になる情報をここに記載し、
販売して間もない商品は、そのネットショップ内でこの情報の代わりとなる「レビュー」がまだまだ少ないことが多いため、ここは意識しておきましょう。
3-4.結
ここまで離脱せずにいるユーザーには、ぜひとも商品を購入してほしいところ。
結論の部分では、ここまでのまとめになる内容や、よくある質問などのユーザーの不安をさらに解消する情報を盛り込んで、ユーザーの背中を押しましょう。
また、ユーザーの背中を押すキャンペーン等の存在を、ここでアピールしていきましょう。
「今だけ限定〇%OFF」「初回お試し価格〇円引き」などの文言を、皆さんも見たことがあると思います。
そうすることで、購買率をより一層高めることが出来ます。
3-5.まずはキャッチコピー!
ここまでで、ネットショップの起承転結の構成要素について話してきましたが、それとは別に、
これは、ネットショップのLPにおける「顔」ともいえる部分で、ユーザーの目に最初に飛び込む部分となります。
そのため、ここでユーザーの注意を引き付けられるかどうかが、購買につなぐ上で非常に重要となります。
キャッチコピー作成には様々なテクニックがありますが、ネットショップのLPでは一般的に、「結論を述べる」のがいいと言われています。
それは、最初に見た時に「自分が探しているものはこれかもしれない」と思ってもらえなければ、ユーザーは離脱してしまうという心理によるものです。
4.起承転結を意識したLP構成で売上アップにつなげよう!
ここまで読んでいただければ、ネットショップのLP制作におけるストーリー構成の王道、「起承転結」について、みなさんの理解がかなり深まったと思います。勿論、これは一例にすぎません。
商品を魅力的に伝える方法は、まだまだたくさんございます。
いろいろなパターンを試していく中で、この考え方が一つの参考になれば幸いです。