絶対にネットショップコンサルに丸投げすることをオススメしない理由。運営外注を検討している方へ。
こんにちは。
エモロジブログです。
本日はネットショップのコンサルティング委託についてお話します。
皆さんも1度は外部の力を借りて、売上改善を検討されたことはあるのではないでしょうか?
また、ネットショップを運営しているとコンサルティングやその他サポートサービスの営業メールがたくさん届くので、コンサルティングという概念がある事はご存知かと思います。
その中でも、いわゆる全ての業務を完全に任せる、丸投げがあります。
丸投げと聞けば全てやってくれるという印象があるかもしれませんが、それには色々なデメリットも伴います。
コンサルタントに今後丸投げしたい!と思っている方は参考にして下さい。
ネットショップのコンサルティングとは?
ネットショップのコンサルティング、コンサルタント業務とは、ネットショップ運営のサポートをしてくれる人や企業の業務を意味します。
具体的な業務の内容としては、市場調査、競合分析、新商材提案、広告運用、LP製作、施策提案など幅広い業務内容となります。
その為、コンサルタントは中小企業の業務内容及び基礎的なマーケティング業務に幅広い理解が必要でしょう。
また、企業によって得意分野は異なります。
デザインが得意な会社もあれば、戦略構築が得意な会社もあります。
また、コンサルティングだけ自社で行い、デザインは別の第三者に依頼しているコンサルティング会社もあるかと思います。
委託する際には、自社に足りていない部分を精査して相性の良い委託会社に頼むことが重要です。
料金体制は、固定費定額でのお支払いや固定費定額+成果報酬のお支払いなど、委託先によって様々です。
多くのコンサルティング会社では、自社で1人雇うよりも安価になるように報酬体制が設定されていることが多いかと思います。
コンサルの丸投げの範囲は?
本題の丸投げの範囲についてです。
基本的にはお客様対応と受注出荷以外の部分が範囲になる事が多いです。
制作~販売戦略までのフロント部分を丸投げして、バックヤード部分は自社で行います。
もし、バックヤード部分(配送やお客様対応の処理など)を丸投げしたい場合は、バックヤード専門の業者もありますので
そちらにご依頼するようにしましょう。
制作~販売戦略まで全て依頼できるので結構便利に思えますよね。
実際にコンサルの丸投げ範囲が分かった所で、次にメリットとデメリットを見ていきましょう。
丸投げが起こすメリット
丸投げが起こす最大のメリットは、丸投げすることによって時間ができることでしょう。
他の業務に時間をかけることができるので、経営資源の集中が可能となります。
次に、コストの削減です。
社員を1人雇うよりも、コストがかからないケースがほとんどです。(サービスによります。)
コストを販促や他の事業に回せるのもメリットと言えるでしょう。
最後に専門知識を借りれる点です。
EC運営責任者やEC運営の経験者などを雇用しようとすると、時間もかかりますしそもそも見つけられるかも分かりません。
また、自分で勉強するにしても、時間はかかるでしょう。
専門知識を借りて、着実に売上を伸ばせるのはメリットと言えます。
丸投げが起こすデメリット
丸投げが起こす最大のデメリットは、依存し続けないといけないということです。
一度コンサルティングに依頼すると、ショップ内は委託会社のやりやすいように設計されてしまいます。
そうなると、例え契約を解除したくても操作方法が分からなくなるので、
契約解除=ネットショップの退店というケースも大いに可能性があります。
その為、売上が上がったら解約しようと思っていても、解約できない場合があるでしょう。
次に、ほとんど何も結果が変わらない可能性があることです。
コンサルティング会社は、多くの企業を担当しています。
その為、どうしても1社1社にかける時間は短くなりがちなのです。
場合によっては、打ち合わせが月に1回の企業様もあるでしょう。
月に1回ではなかなか細かな打ち合わせまでは不可能です。
その瞬間にも競合他社は色々と改善をしてネットショップの構築に勤しんでいます。
その為、実際のネットショップにかける時間は競合他社より短くなってしまいがちです。
最後に自社のネットショップに興味が薄れてくるということです。
不思議と丸投げをしていると、勝手にやってくれてるので自分は何もしなくて良いと思いがちです。
ネットショップを丸投げする心理としては、時間を節約して楽に売上を改善していきたいということでしょう。
確かに考えとしては理にかなっているかと思いますが、楽して売上を上げるのはほぼ不可能かと思います。
ネットショップのコンサルティング企業も、100%皆様の商材を理解するのは不可能ですので、
必ずコンサルティング会社と協力して戦略を考え、ネットショップに注力する必要があります。
しかし、丸投げしてしまうと、協力しなくても勝手にするだろうという心理が働き、
結果、中途半端なまま色々と進んでしまい、何も結果が出ないというケースになります。
まとめ
ネットショップの丸投げには様々なデメリットもあります。
間違えても楽して売上を上げようという考えでは、依頼しないことをおススメします。
コンサルティングの良い部分を吸収して、共に売上を改善していきたいと思う方は、
利用を検討してみても良いかもしれません。
アウトソーシングするということは、内部にノウハウは蓄積されにくいことも注意が必要です。
今後長くネットショップを運営する予定でしたら、丸投げはあまりおススメはできないでしょう。
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