ネットショップに出店するならどこがおすすめ？今からネットショップを開業する方に

2021年7月25日EC,ネットショップの施策,ネットショップ運営ノウハウ

こんにちは！
エモロジブログです。

本日は今からネットショップに出店しようと思っている方向けに、ネットショップはどこで開業するのがおすすめなのかを解説したいと思います。

最近では、色々なネットショップの形があり、選択肢が多い分迷ってしまいますよね。

何も分からない状態だと、モール型と呼ばれる体制や自社サイトの違いもよく分からないかと思います。

本記事を読んで、少しでもネットショップ出店の理解につなげて頂ければと思います。

【目次】

1. ずばりネットショップ出店はどこが良い？
2. ネットショップ出店前の準備
3. ネットショップは思ってるより難しい？
4. まとめ
5. 商品ページ制作も含めた店舗管理のお悩みはChallenge-Eへ

ずばりネットショップ出店はどこが良い？

よく、ネットショップ出店はどこがおすすめか聞かれます。

答えとしては、出店可能な限り多くのモールに出店して下さいとお伝えしています。

理由としては、各モール毎に囲い込んでいるお客様が異なるからです。

例えば、楽天市場でお買い物するお客様は、楽天ポイント及び楽天経済圏を魅力に感じて利用する方が多いです。
その為、楽天市場以外でのお買い物は極力しない為、楽天市場のお客様は楽天市場でしか獲得できないことになります。

他のモールも同様です。Yahooショッピング、aupayモール、Amazonなど、そのモールの特典を気に入って利用しているので、基本的には、他のモールでのお買い物比率は少なくなります。

結果的に、出店可能なモールは全て出店した方が良いという結論になります。

そして、まず1つのモールから始めようという方は注意が必要です。

なぜなら、現代では競合店舗数が増えて、想像以上に売上を上げる事が難しくなっています。
その為、1つから始めてみようという考えで始めると全く売上が上がらないなんてこともあります。

出店できるモールは全て出店して、色々な所から売上を徐々に上げていく！
これぐらいの積極性が無いと、後発でネットショップに出店した企業様は苦しい戦いになるでしょう。

ネットショップにも様々な体制がある

ひとえにネットショップと言っても、種類が異なります。
ネットショップの種類は大きく3種類に分かれます。

①モール出店型(まずはここから)
②ASP型(初心者〜中級者)
③ソフトウェアインストール(上級者)

モール出店型について
モール出店型は、リアル社会で例えるとイオンや百貨店などに出店をするのと同じだと思って下さい。

販売される場所が用意されていて、その場所の一画を借りて出店するような形です。

モール出店型の最大のメリットは集客力です。
モール自体に人気があるので、出店してすぐだとしても商品が売れる場合がほとんどです。

デメリットとしては、出店費用や販売手数料が高めになりますので、利益が少なくなります。
しかし、お客様を集客してくれる集客料金だと思えば安いものではないかなと思います。

メリット	集客力があるイベント等で売れやすい消費者からの信頼があるサポートが付くこともある初めてでも操作しやすい
デメリット	競合店舗が多い出店料など販管費が高いモール毎にルールがある

ASP型について
ASP型とは、Application Service Providerの略で、クラウドに設置されたサービスやツールを使うことを意味します。
少し難しく感じますが、今回は意味は特に意味を理解する必要はございませんので、割愛します。

ネットショップを開店するにあたって必要な受注システムやカート機能などを用意してくれているサービスです。

簡単にネットショップを作れる構成になっておりますので、ネットショップ初心者でも、比較的簡単にサイトを構築できるようになっています。
また、初期費用や手数料がモール出店型と比較すると安くなります。

皆さんがイメージする自社サイトと言えばこのタイプではないでしょうか。

ASP型の例として、BASE、STORES、Makeshop、Shopifyなどがあります。

自社サイトはモール特有の制限はありませんが、集客が非常に難しいです。
有料広告を使用しての集客も検討しておく必要があります。

メリット	費用が安い直感的に操作が可能制限が少なく自由度がある
デメリット	集客力が弱いシステムによっては専門知識が必要

ソフトウェアインストール型について
ソフトウェアインストールは、自分でレンタルサーバーなどを用意して、ショッピングカートシステムを導入させることです。

かなり自由度は高くなりますが、構築に関しての知識が必要になるでしょう。

また、セキュリティ面に関しても脆弱となりますので、自分でセキュリティ面もカバーする必要があります。
ある程度専門分野に精通した方が何名か集まって使用するのが無難でしょう。

メリット	構築自由度が高いサーバー、ドメインも自社で管理できる
デメリット	集客を自社で行う必要があるセキュリティの脆弱性

ネットショップ出店前の準備

ネットショップを出店する際の準備として、まず上記3タイプのどれにするかを決めましょう。

個人的なおすすめとしては、まずモール出店型から慣れると良いかと思います。

理由としては、集客を自分で行う必要がないので、結果としてASP型よりも費用が安くつくことがほとんどかと思います。

また、モール出店型のほとんどがコールセンターのサポートなどがあり、分からない所があれば、丁寧に対応してくれます。

次にデザインです。

ネットショップに出店すると必ず商品の出品作業が生じます。
商品出品の主な流れは、画像の用意→デザイン制作→アップロードの流れとなります。

デザインに自信がない方は、必ず出店前に外注するのか、デザイナーを雇うのかを決めておきましょう。
出店後、商品ページを上手く作れず困っているケースをたくさん見てきました。

次に販管費です。

配送業社との契約、広告費の用意の2点だけは必ず考えておきましょう。

まず、商品が売れたら出荷作業が生じます。
普通に商品を送ると定価の送料がかかってしまいます。
必ず配送業社とあらかじめ契約をしておいて、送料を安くしましょう。

次に広告費です。
早期に売上を創出しようとすると最低でも月5〜10万円ほどの販促費を用意しておくと良いでしょう。
広告費を全く使用せずに売上を創出することも不可能ではないですが、多くの店舗がひしめき合っている現状では、非常に難しいでしょう。

最後に計画性です。
いつまでにどれぐらいの売上を達成して、どれぐらいの利益を残すのか。
在庫はどれぐらい持つのかなど、詳しい事は割愛しますが、自分なりに計画を立ててみましょう。

ネットショップは思ってるより難しい？

ネットショップって簡単に売れると思っていた！
出店するだけで売れると思っていた！などはよく聞く話です。

特に実店舗をお持ちの方でネットショップに出店される方は、売上の上がらなさに驚くかもしれません。
実店舗では店舗を構えたら、最低限お客さんが入ってきて、売上が多少なりとも立ちます。

しかし、ネットショップでは、出店直後売上0円が続く事も全然あり得ます。
ここが実店舗のギャップとも言えるでしょう。

売上がなかなか立たない理由としては、①ネットショップの知識が不足している。②競合店舗の多さが主な理由です。

②に関しては、本記事でご理解頂けるかと思いますが、①は、先に出店している企業様と比較するとやはり後発企業様は遅れを取ってしまいます。
また、充分な環境の中ネットショップを始めれたら良いですが、ほとんどの場合はそうでないと思います。
その中で、知識をインプットするのも当然難しくなります。
気がつけば諦めてしまって、1〜2年で閉店という事もよくあります。

まずは、大前提の気持ちとして、ネットショップはすぐに売上が立たないと思っておきましょう。