ネットショップで商品ページを作るには、まずは顧客分析から

ネットショップで商品ページを作るには、まずは顧客分析から

こんにちは。エモロジブログです。
本日はネットショップで商品ページを作る際の顧客分析についてお話致します。

商品ページ制作をする上での顧客分析とはどのような層の顧客に商品を売っていきたいかを定める事です。

ネットショップでは顧客層によって、訴求方法やデザインは変えていく必要があります。

売れる商品ページを制作するには必須の顧客分析となりますので、ぜひご一読頂けますと幸いです。

1.誰に向けて商品ページを制作するのか
2.想像している顧客層とページデザインの相違
3.顧客層を年齢別に考える
4.まとめ

1.誰に向けて商品ページを制作するのか

皆様のネットショップでは、誰に向けて商品ページを制作していますか？
もちろん、老若男女問わずアピールできれば素晴らしいことだと思いますが、男性と女性どちらの層も
完璧に抑える事は非常に難しいのが実情です。

性別や年齢、育ってきた環境、ライフスタイルなどが違うので、当然感性も異なります。
感性が異なる人全員に訴求をして商品を購入してもらうのは、非常に難しい事です。

その為どういう人に向けて商品を販売するのかをしっかり定める事によって、売れる商品ページとなり転換率が上がるのです。
一般的には対象人物を定める事をペルソナと呼びますが、そんなに難しいマーケティング用語を使うつもりはありません。

単純に、自社の商品はどの層に受けが良いのかを考えましょうという事です。

誰に向けて商品ページを作るのか考える時、最低限考えないといけない事は以下になります。

1.性別
2.年齢(10代刻みで良いです。)
3.所得
4.ライフスタイル

この4点を注意すると自然と作るべきページデザインが見えてきます。
その詳しい理由は次章より説明します。

まだ少し抽象的な事しか説明していないので、分かりにくいかと思いますが、次章からより具体的な解説に入っていきます。

2.想像している顧客層とページデザインの相違

顧客を想像してネットショップの商品ページを作成する大切さは理解して頂いたかと思います。

それでは想像している顧客は本当に正しいのかという根本的な問題に注意してみたいと思います。

例えば、客単価1,000円～1,500円付近の小物を扱っているネットショップ様があるとします。

このネットショップ様は、性別が女性で30代、所得は年収で1000万ぐらいで高級志向で普段からオーガニック食材にこだわっているようなライフスタイルの方をターゲットにしています。

この場合どのような商品ページが訴求として優秀なデザインになるのでしょうか。
このネットショップ様は、赤と黄色でスーパーのチラシのような派手な商品ページを作っていました。

しかし、本当であれば今回紹介した女性のような方に、そのようなデザインは適切であるとは言い難いです。
洗練された文字が少なめで綺麗な商品写真が並ぶデザインで訴求をするべきです。
いわゆる高級化粧品のようなイメージです。

それ以前に客単価が1,000円～1,500円の小物商品を今回紹介した女性のような方向けに販売するのも少しターゲットとしては良くないでしょう。

このように自社が狙っているターゲットと商品ページデザインの相違がないようにターゲット設定は慎重に行いましょう。

3.顧客層を年齢別に考える

ネットショップで商品ページを作る際に年齢別にデザインを考える事は非常に重要です。
自社のお客様がどれぐらいの年齢層が多いかは、各モールの管理ツールを見ればある程度分かります。

弊社では、ネットショップ内でのお客様の年齢層が高くなればなるほど、文字を大きく詳細を分かりやすくすることを意識しています。
若い年齢層のお客様は、直感や第一印象、写真の綺麗さなどのセンス的部分を重視する傾向があり、年齢層が高くなれば
商品の本質や説明、解説を重視する傾向があると実感しています。

その為、年齢層別に商品の訴求を考えることは非常に大切であると言えます。

まずは、自社のお客様の年齢層を確認する事から初めて見て下さい。

4.まとめ

商品ページを作る際に大切なのは、誰にどのように売っていきたいかを具体的に考えて言語化してから
商品ページを制作するということです。

しかし、具体的にしすぎると幅を狭めてしまう可能性もあるので、ご注意下さい。

自社のターゲットを間違えてしまうと、違う方向性の商品ページ制作となってしまう為、必ずターゲット選定は慎重に行いましょう。

自社での商品ページ制作に困っている方は、ぜひ1度ご相談下さい。