【実録】ヤフーショッピングで売れないのはなぜ?売れない出店企業の共通点とは。
こんにちは。
エモロジブログです。
本日はヤフーショッピングに注目して記事を書いていきます。
ある日、企業様からヤフーショッピングは売れないよね?と言われました。
それまで、ヤフーショッピングが売れないというイメージはなかったのですが、
意外と企業様方々にはそういうイメージがあるんだなと知りました。
ヤフーショッピングがなぜ売れないのか。
今回は、ヤフーショッピングで売れない企業の共通点を見つけてみました。
ヤフーショッピングの費用は優しい
商品が売れないと思う前に、これだけは言わせて下さい。
ヤフーショッピングの出店月額費用はなんと0円なのです。
つまり、売れなくても赤字にはならない優しいショッピングモールです。
出店しないだけ損ではないでしょうか。
そして、出店費用、販売手数料について下記表をご参照ください。(2021年8月時点)
初期費用 | 無料 |
月額システム利用料 | 無料 |
売上ロイヤルティ | 無料 |
ストアポイント原資負担 | 1%~15%(現在1%は必須になります) |
キャンペーン原資負担 | 1.5%は必須になります |
アフィリエイトパートナー報酬原資 | 1%~50%(1%は必須) |
アフィリエイト手数料 | アフィリエイトパートナー報酬原資の30% |
クレジットカード決済 | 決済金額の3.24%(非課税) ワイジェイカード(株)発行カード(※1)は決済金額の3.0% |
モバイル支払い(キャリア決済 | 決済金額の4.48%(税別) |
モバイルSuica決済 | 決済金額の3.6%(税別 |
コンビニ決済 | 150円/件~300円/件(税別) |
銀行振込決済(ペイジー) | 150円/件(税別) |
PayPay残高払い | 決済金額の3.0%(税別) |
ヤフーショッピングの他モールと比較しても、非常に優しい料金設定になっています。
表では計算しにくいと思いますが、特に何も設定せずに普通に販売していれば、
大体6~7%前後の販売手数料だけでショップをオープンすることができます。
モール型の出店でこの料金体制はかなりお得と言わざるを得ないかと思います。
出店しても損はしないので、まずは出店審査をしてみることをおススメします。
販売価格をリサーチしていない
それでは、ヤフーショッピングで売れない理由を1つずつ解説していきます。
まずは販売価格をリサーチしていないということです。
これはヤフーショッピングに限ったことではないのですが、モールそれぞれで売れ筋商品や
売れ筋の価格帯は異なってきます。
どの企業もどこか1モールを基軸にネットショップを展開していると思うのですが、
他モール展開をした際に、競合他社を調べずに同価格で価格展開をすると売れ筋商品がほとんど
売れないということも少なくありません。
しかし、モール毎に異なる価格設定をするのは困るという企業様もいらっしゃるかと思います。
その際は、クーポンなど期間限定で価格を調整し、まずは最初に勢いをつけることを意識してみて下さい。
そもそも、出店したての時は、ほとんどお客様から見られていない状況ですので、
まずは露出を意識して、運営していくことが重要になります。
モール毎で売れ筋商品の販売価格は異なる。この事を忘れないようにしましょう。
画像を他モールの仕様にしている
Amazonや楽天にはモール特有のサムネイルのルールがあります。
しかし、ヤフーショッピングは画像のルールが比較的自由度が高く編集しやすくなっています。
その為、白画像をそのままサムネイルにしたりすると、他の商品と比較して
アピールが弱くなり、なかなかクリック率が上がらずアクセス人数が取れない原因となります。
サムネイルや商品ページ画像の訴求はお客様との接点になる非常に重要な部分です。
もし、他モールの仕様にしたままでしたら、一度競合他社をチェックしてみて
修正をしてみても良いのではないでしょうか。
基本的なSEOが出来ていない
SEOもモール毎によって、基本が異なってきます。
基本的には各モールSEOをしたからと言って、劇的な効果は期待できませんが、
SEOをしていない事により損することは多々あります。
つまり、モールのSEOは加点方式では無く、減点方式のようなイメージを持って頂くと良いかと思います。
最低でも以下の項目は入力するようにしておきましょう。
- 商品名
- プロダクトカテゴリ
- ブランドコード
- スペック指定
- JANコード
- 商品コード(型番)
- キャッチコピー
- 商品説明
可能な限り詳しく入力することを心がけて、検索流入を増加させましょう。
PRオプションの存在を知らない
PRオプションとは、定料率に応じて、Yahoo!ショッピングの商品検索結果やカテゴリリストページ、
特集ページにて商品をプロモーションできる、成功報酬型の広告となっています。
簡単に言うと、販売した時の販売手数料上げて納めることで、検索結果の前に露出させるということです。
PRオプションの設定可能料率は0%~30%となっています。
こちらの料率を設定したからと言って、確実にいつでも検索結果の前に露出されるとは限りません。
競合他社との料率を比較して、商品が露出されていきます。
一見こちらのPRオプションは非常に便利に見えますが、全店舗が使用できません。
ある一定以上の売上を他モールで販売しているか、ヤフー内で一定の販売実績を作ることで使用できるようになります。
これが、最初ヤフーで売上を作りにくい大きな理由にもなっているかと思います。
初めて出店される方は、もちろんPRオプションなんて知らないことが多いです。
まずは、コツコツできることをして、PRオプションを使用できるようにすることをおススメします。
ヤフーショッピングのイベントを把握していない
ヤフーショッピングには数多くイベントがあります。
下記注目のイベントです。
- 倍!倍!ストア
- 買いだおれキャンペーン
- 5の付く日
- 11・22日はゾロ目の日限定クーポン
- 買う!買う!サタデー
まずはキャンペーンに積極的に参加していくことから始まります。
それぞれのキャンペーンをチェックして見てください。
特に5の付く日は気軽に施策ができると思います。
まとめ
ヤフーショッピングで売れないと諦める前に、まずはヤフーショッピングを知ることが大切です。
中にはヤフーショッピングで売れているけど、他モールで売れていない場合もあります。
現代のEC戦略では1モール展開ではなく、複数モール展開がマストになっています。
少し時間と手間はかかりますが、1モールずつ攻略していきましょう。
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