楽天市場・ネットショップ商品ページの相場とは?お見積もりを比較する前の豆知識
こんにちは。
エモロジブログです。
本日は楽天市場やYahooショッピングなどの商品ページ(LP、ランディングページ)の平均相場についてお話したいと思います。
ネットショップを運営していて、必ず必要となるのが商品ページデザインです。
特に、楽天市場やYahooショッピング、aupayマーケットなどの出店型モールでは、必ずと言っていいほど商品ページデザインを構築することを求められます。
その中で、自社でデザイナーを雇った方が良いのか、外注に制作を依頼した方が良いのか悩んでいるという方も少なくないと思います。
本記事で、商品ページデザインってそもそもどんなものなのか?本当に外注が必要なのか?平均相場って何円ぐらいなのか?など、色々な角度から考察していきたいと思います。
商品ページ(LP)の相場って?
商品ページの相場はずばり、1万円〜20万円ほどです。
あれ?意外と幅が広くないですか?と思う方がほとんどでしょう。筆者自身書いていて、相場が幅広いなぁと思いました。
相場が幅広くなる理由として、大きく2つ理由があります。
1つ目は、相場の基準が曖昧であること。2つ目は、制作内容によって金額が大きく変動することです。
それでは、1つずつ解説していきます。
まず、相場の基準が曖昧な理由として、デザインは技術料ですので、言い値となってしまいます。
同じようなデザインでも、作る人によって制作の時間が異なったり、作る工程も異なりますので、決まったデザインと決まった価格が存在しません。
家電製品で例えると、性能毎にある程度の相場は決まっています。
その相場から大きく外れてしまうと、もちろん購入する人はいません。相場の価格を守る必要があります。
しかし、デザインに関しては、全く同じデザインが無い上に、デザイナー以外にはどのような技術が使われて、どれぐらいの時間がかかっているか可視化もできないため、技術料として曖昧になってしまいます。
2つ目は、制作内容に関してです。
これは、現在商品ページ制作外注を検討されている方に、ぜひ注意して頂きたい内容です。
一概に商品ページ制作委託と言っても、構成内容や長さによって金額は全然違います。
構成内容とは、例えば商品写真を簡単に編集(文字入れなど)のみを行うだけの制作もあれば、商品ページにストーリー性があるように造り込む制作もあります。
また、基本料金とオプション料金に分かれている場合もあり、何かしら追加で要求するとオプション料金として、制作費が高くなることもあります。
余談ですが、オプション料金が色々かかる制作の場合は、⚫︎⚫︎円〜という記載をしている場合が多い気がします。
次に商品ページの長さ(画像枚数)です。
商品ページの長さによって金額は大きく異なります。
例えば3000pxで⚫︎⚫︎円、5000pxで⚫︎⚫︎円と記載してる事があります。
個人的見解ですが、ノンブランドで商品をしっかり販売していきたいと思う場合、最低でも8000pxは欲しいかなと思います。
よく、画像1枚で800px×800pxで例えられますが、この計算でいくと、画像枚数10枚分となります。(10枚でも少し少ない気がしますが。。)
そして、大切なことは、長さ=画像枚数ではないということです。
3,000pxでも、1000pxずつかっとすれば画像は3枚になりますし、600pxでカットすると5枚になります。
その為、商品ページ制作をする際は、必ず長さを決めた上で、画像枚数が大体何枚ほどになるか確認しておきましょう。
少し話が逸れましたが、このように商品ページの長さによって金額が異なります。
総じて、金額が安ければ良いや金額が高いからダメということではなく、制作内容と品質が伴っているかが大切です。
2.外注依頼をする前に決めること
外注依頼をする前に最低でも決めておきたいことは、以下の5点です。
①制作予算
②デザインコンセプト(参考例)
③商品詳細の書き出し(アピールポイント)
④商品画像の長さ及び枚数
⑤商品撮影が必要か不要か
制作予算は、外注業者に必ず事前に伝えるようにしましょう。
思ってるより高額な見積もりが出てきたりしてしまうと、お互いに時間の無駄となってしまいます。
また、制作予算によって、構成内容も変わるので、正直に伝えるのが良いでしょう。
デザインコンセプトは、どの様なイメージにしたいのか(上品なイメージ、可愛いイメージなど)をざっくりと持っておきましょう。
その際に、参考デザインを用意しておくとスムーズに制作が進むでしょう。
商品詳細の書き出しは、外注業者に製品のアピールポイントを伝える為に非常に重要です。
アピールポイントの書き出しが、不十分だと製作側も困ってしまう為、商品ページが完成しません。
商品画像の長さや枚数は予算によっても変動するので、必ず希望を伝えて予算との相違が起きないように注意しましょう。
最後に商品画像の撮影が必要か不要かです。
外注する前に注意なのですが、良いデザインは良い写真があって、初めて成り立ちます。
デザインというものは、素材があって初めてデザインできるので、写真が良くないと、デザインも難しくなってしまいます。
その為、商品画像が手元に無い方は、商品画像撮影が必要だと思っておきましょう。
商品ページ制作とコンサルティングは別物
商品ページを制作する際に、制作してからどうやって売上を上げれば良いですか?や、デザイン以外の販促に関しても、質問される方がいます。
ネットショップを初めて間も無く、慣れていない方はデザインが出来たらネットショップ全般出来るんじゃないの?と思うかもしれませんが、そんな事はございません。
デザインと売上改善などのコンサルティングは役割が全然違います。
その為、デザイン依頼をして売上が上がらなかったと伝えてもデザイン業務の範囲外なので、注意しましょう。
デザイン業務を依頼する際に、デザインだけを依頼したいのか?ネットショップ運営に対する助言もしてほしいのか?で依頼する外注業者は変わりますので、依頼する前に決めておく事が重要でしょう。
制作外注するメリットとデメリット
商品ページ制作外注には、メリットとデメリットがあります。
デメリットを知っておけばデメリットを回避する方法も考えられるので、ぜひ下記をチェックして下さいね。
まず、制作外注のメリットから紹介します。
①デザイナーを雇う固定費がかからない
②自分で作るより洗練されたデザインが出来上がる
メリットに関しては特に細かい説明は不要かと思いますので、割愛します。
次に、デメリットの紹介です。
①沢山制作すると高額になる
②後の編集が難しい
③修正回数が決まっている
④打ち合わせが多く納期が長い
⑤業者によって品質が異なる
それでは、1つずつ説明します。
まず、当たり前ですが商品ページを沢山制作しようとすると、料金は高額になります。
ネットショップでは、1ページを綺麗に制作したからといって、簡単に売れるわけではございません。
店舗全体の商品ページの景観を整える必要があります。
この場合、沢山制作すると一時的にではございますが、費用が高くなる可能性が高いでしょう。
次に、制作後の編集についてです。
jpgデータでの納品の場合、編集出来るデータ(Photoshopデータなど)が貰えないので、追加編集や修正を自社で行うのが難しくなってしまいます。
商品の規格が変わってしまうと、商品ページも編集する必要があります。
その際に編集できるデータがないと、また外注しないといけないので、費用が追加で生じる可能性があります。
次に大抵の場合修正回数に上限があります。
その為、修正内容をしっかりとまとめて伝える能力が必要になります。
修正回数内で、思い通りのデザインにできるように修正内容を細かに伝えるようにしましょう。
次に打ち合わせが長くなってしまうことです。
自社でデザイナーを雇っていれば、現場で指示して、2〜3日で完成という流れになるかと思いますが、外注する場合は何度も打ち合わせを重ねて、方向性を固めていきます。その為、1ヶ月以上1枚のLPにかけることもあります。
販売機会を損失してしまう可能性もあるので、注意しましょう。
最後に品質についてです。業者によってクオリティは異なります。その為、高ければ必ずしも良いわけでもないですし、安ければ悪いわけではございません。
安くても親切な業者さんもいます。
打ち合わせの際にしっかりと見極めて依頼するようにしましょう。
まとめ
ネットショップの商品ページ制作には、メリットとデメリットが表裏一体となっています。
また、お見積もりや相場も特に固定されていないので非常に変動しやすいです。
大切なのは、自社に適した業者を見つけることです。
お見積もりの際にはしっかりと話し合って、相性の良い外注業社を見つけましょう。
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