とにかく売れない!ネットショップの悩み。どうやったら売れるか教えてほしい!
こんにちは。
エモロジブログです。
突然ですが、皆さんのネットショップは満足いく売上と利益率を達成することができていますでしょうか。
本記事にたどり着いた方は、なかなか売上が伸びずに悩んでいる方も少なくないかと思います。
しかし、売上が伸びないという問題は恥ずべきことではなく、誰もが通る道なのです。
問題は、いかに早く悩みを解決して売上を上げる動きができるかということです。
本記事にたどり着いた方に売れないという悩みを少しでも解決して頂けるように記事を書きましたので、ぜひご一読下さい。
出店1年経過、思ったようにネットショップで売れない
ネットショップに出店して1年が経過するのですが、全然売れません。どうすれば良いですか。
ある日、このような問い合わせがありました。(割と多い問い合わせです。)
お問い合わせありがとうございます。ちなみに売れない理由って何だと思いますか??
弊社では必ず売れないというお問い合わせについて、売れない理由が何だと思うかをお伺いしています。この質問で実は色々なことが分かるのです。
えーと・・・色々分かりません。。
この流れが大体8割型を占めているのですが、この回答をする場合、残念ながらこのまま出店していても売上が上がることはないでしょう。
なぜ、売上が伸びないのか理由は簡単です。
売上が上がらない理由を知ろうとしていないからです。
売上を上げる方法を知っていたら、わざわざ問い合わせしていないよ!という方もいるかもしれませんが、そういうことを言いたいのではございません。
つまり、売上が上がらない理由を考えていたら、間違えていたとしても何かしら自分の意見を持っているので、返答として分からないや曖昧な回答にはなりません。真剣に考えていると最低でも3つはスラっと原因を述べることができるでしょう。
売上が上がらない理由を聞く=どれぐらい真剣にネットショップに取り組んでいるかが分かるということになります。
決して回答が間違えていたとしても問題はございません。あくまでもネットショップに向かっている姿勢を見ているだけです。
ネットショップでは成功を狙わない、失敗を減らす
じゃあ、どうやったら売れるようになるんですか!!
当然、この質問にたどり着くことになります。確かに問い合わせしたにも関わらず質問に質問で返されるとイラっとしますよね。
大変申し訳ございません。ですが、ネットショップにおいて取り組む姿勢はエンドユーザーの対応にも出てしまうのでお許し下さい。
どうやったら売れるか。この考え方がそもそも異なると考えています。
どうやったら売れるかではなく、どうやったら売れない理由を消していけるかがニュアンスとして正しいと思っています。
ネットショップでは、多くの競合他社が存在しており、年々競争は激化しています。
その為、一昔前と違って簡単には売れないようになってきています。
「どうやったら売れるか」で考えていると広告や販促活動で1発を狙いすぎて無駄な投資がかさむだけです。また、売るために安売りを繰り返し、結局利益はほとんど残らないなんてことも多々あります。成功したとしても規則性が無く、再現性がありません。
本記事で例えている「どうやったら売れない理由を消していけるか」を考えていると、競合他社との差を確認して、自社に足りていない部分を1つずつ補っていくようになります。
つまり、競合他社に勝ちにいくのではなくて、負け戦を減らすという考え方です。
売上が上がっている理由は、時の運やたまたま地合いが良くて売れることもあり理由が説明しにくい場合もありますが、売れない理由は必ず説明することが可能です。
その為、売れない理由が分からないということは、自社と他社の差が分かっていないという状況になります。
競合状態も分からないのにネットショップで売れることなんてありませんよね。
ここまで、ご説明すると大体現状を分かって頂けるようになります。
具体的に、どのような差を縮めれば良いの?
では、どのように競合他社との差を縮めれば良いんですか?
今回競合他社との差を確認する一覧を用意しましたので、ぜひチェックしてください。
より詳しい説明が欲しい!という方はお気軽にお問い合わせください。
■チェック表一覧
アクセス人数 | 競合他社とのアクセス人数の差です。 |
転換率 | 所属ジャンルの平均転換率を確認しましょう。 |
客単価 | 競合他社がどれぐらいの客単価で商品を販売しているか確認しましょう。 |
レビュー件数/評価 | どれぐらいレビュー件数があるかをチェックしましょう。転換率に直結します。 |
商品数 | 出品商品数はアクセス人数に直接影響します。 |
SKU | カラー数やサイズは転換率に影響します。売れ筋のカラーが聞けたら聞きましょう。 |
デザイン | どのようなコンセプト、デザインで店舗を構築しているか確認しましょう。 |
商品詳細 | どのようにお客様に商品詳細を伝えているかを確認しましょう。 |
発送期日 | お客様に商品を届ける日数を比較しましょう。 |
各種施策 | クーポンやポイントなど、競合他社がどのような施策をしているか確認しましょう。 |
販売価格 | 同じ商品がどれぐらいの価格で販売されているかチェックしましょう |
サムネイル | サムネイルは第一印象になる画像です。 |
送料 | 競合他社の送料をチェックしましょう。 |
アフターフォロー | サンキュークーポンや製品保証などを確認しましょう。 |
基本的なことはほとんど競合他社のショップページに訪れれば分かりますが、アクセス人数や転換率、客単価などは営業担当者に伺うと良いでしょう。
正値は聞けないかもしれませんが、ざっくりとは教えてくれます。
自社を客観視することが大切
うちの商品って●●が凄くて、他社にない●●で、~
自社の商品に自信を持つことは大切ですが、他社が見えていないのは要注意です。
また、お客様がそこまでのニーズを求めていない状況も多々あります。いわゆる余計なお世話状態です。
つまり、自社の状態を客観視することが非常に大切です。客観視することができていないと自分の自己満足で終わってしまいます。
一番良い方法として、第三者に商品の意見を貰ったり販売価格が高いかどうかを聞いてみるのが良いでしょう。
全て第三者に決められてはいけませんが、意見として取り入れることが重要になります。
売れたら利益が残るわけではない
どの商売も基本的には利潤の追求。つまり利益を残して半永続的な活動を行うことが重要です。
しかし、売上が上がれば利益が残るというわけでありません。
なぜか、ネットショップは利益が残りやすいと思われていますが(出店費用などが安い、月額無料などがあるからでしょうか。)
実際に販売手数料や広告費で意外と薄利になりがちです。
売上を上げようとすることも大切ですが、その一方で利益もしっかり残していく計画を立てることも忘れないで下さい。
特に最初はネットショップの手数料の計算をあまりしていなくて、結果赤字になるということも多々あります。
まとめ
ネットショップの競争は年々激化しています。
その中で生き残っていくには、しっかりと計画性をもってネットショップ運営をしていくことが大切です。
ネットショップを出店する方に、商品を出品すれば簡単に売れると思っている方も多いですが、実際にはそんなことはありません。思っているよりも面倒で費用もかかってきます。
毎日の地道な調査と積み重ねが売上へとつながりますので、裏技なんてものも存在しません。
より、詳しい詳細が必要な方は、お気軽にお問い合わせください。