楽天の商品ページの作り方|RMSの登録手順と転換率・売上につながるページデザインを解説

EC,ネットショップ運営ノウハウ,制作実績,制作実績:EC,楽天市場

楽天市場を運営していて、「RMSのどこから商品ページを作ればいいのか」「画像をどうやって掲載するのか」「売れる商品ページはどんな構成にすればいいのか」と困っている方もいると思います。

結論からいうと、既存の商品ページを修正する場合は、RMSの「店舗設定 > 商品管理 > 商品一覧・登録」から対象商品を選び、編集画面の「ページデザイン」から商品説明やHTMLなどを編集していきます。

商品ページ内で使用する画像は、事前に「店舗設定 > 画像・動画登録 > 画像管理」へ登録し、発行された画像URLを商品ページ側で使用します。

ただ、RMSの操作方法だけ分かっても、売れる商品ページが作れるわけではありません。

商品ページは、自分たちのデザイン性を見せるために作るものではありません。商品を必要としているお客様に価値を伝え、購入してもらうために作るものです。

誰に売るのか。その人は何に困っているのか。商品のどこを伝えれば「欲しい」と思ってもらえるのか。ここが決まって初めて、使用する写真、キャッチコピー、色、フォント、ページ構成が決まります。

この記事では、楽天RMSでの商品ページの作り方から、画像の登録方法、売上・転換率につながる商品ページ構成、絶対に抜かしたくない情報、ページデザインの考え方、公開後の改善方法まで実務目線で解説します。

【目次】

楽天の商品ページの作り方は「RMSへの登録」と「売るための設計」に分けて考える

楽天の商品ページを作るときは、「RMS上でページを作る作業」と「何をどう伝えれば売れるのかを考える作業」を分けて考えると整理しやすくなります。

工程やること
1. 商品情報の整理サイズ、カラー、素材、価格、配送条件など販売に必要な情報を揃える
2. ターゲット・訴求設計誰に、商品の何を伝えるのかを決める
3. ページ構成作成ファーストビューから購入まで、何をどの順番で伝えるか決める
4. 撮影・画像制作商品画像、使用シーン、サイズ説明、訴求画像などを用意する
5. RMSへ登録商品情報・画像・商品説明・HTMLなどを登録する
6. 公開前確認スマートフォン・PCで表示、価格、送料、納期などを確認する
7. 公開後改善アクセス数や転換率を確認し、画像や説明を改善する

初心者の方ほど、最初にRMSを開いて「とりあえずページを作ろう」としがちです。

しかし、実際にはRMSを触る前の設計で商品ページの大部分が決まります。誰に何を伝えるのかが決まっていなければ、デザイナーに依頼しても「何となくきれいなページ」になりやすいからです。

楽天RMSで商品ページを作る・修正する基本的な方法

では、実際の楽天RMSで商品ページを作成・修正する流れから説明します。

既存商品の商品ページを修正する場合、基本的には以下の流れで進みます。

店舗設定 > 商品管理 > 商品一覧・登録 > 対象商品の「編集」 > ページデザイン

ページデザインでは、商品説明や商品画像、店舗内カテゴリなど、商品ページの表示に関わる情報を編集できます。

新しい商品を登録する場合も、「商品一覧・登録」から新規商品登録へ進み、商品名、価格、商品管理番号、ジャンル・製品情報、在庫・バリエーション、ページデザインなどを設定していくのが基本的な流れです。

RMSはアップデートによって画面名称や入力欄、使用可能なHTMLタグなどが変更される可能性があります。実際に作業する際は、現在表示されているRMS画面と店舗運営Naviの最新情報も確認してください。

商品ページで使う画像は先にRMSへ登録する

楽天の商品ページでは、商品画像だけでなく、商品の特徴・サイズ・使用イメージなどを説明する画像を順番に配置し、縦長の商品ページとして見せるケースが多くあります。

このような説明画像を使用する場合、まず画像データをRMS側へ登録します。

基本的な流れは、

店舗設定 > 画像・動画登録 > 画像管理 > 使用するフォルダ > 画像を登録

です。

画像管理機能であるR-Cabinetへ画像を登録すると、商品ページなどで使用できる画像URLを取得できます。

商品説明エリアをHTMLで編集する場合は、そのURLをimgタグのsrc属性へ設定します。

例えば、画像URLが「https://~~~/image.jpg」だった場合は、考え方としては以下のようになります。

<img src="https://~~~/image.jpg">

このように、画像を作る → RMSへ画像を登録する → 画像URLを取得する → 商品ページのHTMLへ配置するという流れでページを構築できます。

なお、入力する場所によって使用できるHTMLタグや仕様が異なる場合があります。単純にHTMLを入れればどこでも同じ表示になるわけではないので、特にスマートフォン側は公開前に実機またはプレビューで確認しておきましょう。

楽天の商品ページを作る前に「誰に何を売るのか」を決める

ここからが、商品ページを作るうえで一番大切な部分です。

画像を作り始める前に、まず決めたいのが、

「誰に向けた商品で、その人に商品の何を伝えれば購入したくなるのか」

です。

これが曖昧なまま、「高級感を出したい」「おしゃれにしたい」「もっと目立つデザインにしたい」と考えても、判断基準がありません。

例えば、同じ財布でも、20代女性向けの商品と、50代男性向けのビジネス財布では、適した写真も色もコピーも変わります。

さらに同じ20代女性でも、「安くてかわいい財布が欲しい人」と「長く使える上質な革財布が欲しい人」では伝えるべき情報が違います。

ページを作る前に、最低でも次の一文を作ってみてください。

「○○に困っている○○な人に、○○という価値を提供する商品」

例えば、

「荷物をできるだけ減らしたい人に、必要最低限のカードと現金を持ち歩ける薄さを提供するミニ財布」

のような形です。

ここまで決まれば、「薄さを一番最初に見せる」「ポケットに入れている写真を使う」「収納枚数を具体的に見せる」と、必要なページ内容が自然に決まってきます。

楽天の商品ページを充実させる目的は「購入前の不安を潰すこと」

ECでは、お客様は商品を直接触ることができません。

実店舗であれば、商品を手に取ったり、店員に質問したり、サイズを比較したりできます。しかしECでは、基本的に商品ページに掲載されている情報をもとに購入するかどうかを判断します。

だからこそ、商品ページでは「お客様が購入前に何を不安に思うのか」を考える必要があります。

例えば食品であれば、次のような疑問が考えられます。

お客様が感じる疑問・不安商品ページで伝えたい情報
本当においしいの?味の特徴、食感、原材料、調理例、実際の食卓写真
どれくらいの量なの?内容量、個数、何人前か、手や食器との比較
賞味期限は大丈夫?賞味期限、保存方法
配送中に傷まない?冷蔵・冷凍などの配送方法、梱包方法
潰れたりしない?実際の梱包状態、箱の仕様
いつ届くの?発送目安、配送条件
この店舗で買って大丈夫?販売実績、レビュー、店舗情報、生産者や製造背景

こうして考えると、商品ページで何を書くべきかがかなり見えてきます。

良い商品ページとは、情報量が多いページではありません。お客様が「買わない理由」を一つずつ減らしていくページです。

「この商品の強みは何か」だけではなく、「この商品を買うときに、お客様は何を怖がるだろう」と考えてみてください。

そこに商品ページ改善のヒントがあります。

楽天で売れる商品ページは「ファーストビュー・ボディ・クロージング」で考える

ページ構成に絶対的な正解があるわけではありませんが、考えやすいのは、商品ページを大きく3つに分ける方法です。

構成役割主に伝えること
ファーストビュー興味を持ってもらう誰向けの商品か、最大の特徴、商品イメージ
ボディ欲しい理由と納得材料を作る強み、ベネフィット、サイズ、素材、使用方法、比較、根拠
クロージング購入前の不安をなくすカラー、配送、保証、FAQ、注意事項、購入後情報

ファーストビューでは「何の商品で、誰にどんな価値があるか」を伝える

商品ページを開いて最初に見える部分で、何の商品なのか分からなければ、その後の説明を読んでもらえません。

商品の最大の特徴を一つ決め、それを商品写真と短いコピーで伝えましょう。

ここで全部説明しようとする必要はありません。

例えば軽量フライパンなら、機能を10個並べるより、最初に「毎日の料理で振りやすい軽さ」を伝えた方が、ターゲットに価値が伝わりやすい場合があります。

ボディでは「商品の特徴」だけでなく「購入後の変化」を伝える

商品ページでよくあるのが、スペックだけを並べて終わっているケースです。

例えば、

商品の特徴お客様にとっての価値
重さ500g片手でも扱いやすく、毎日の料理の負担を減らせる
本革を使用使うほど風合いが変化し、長く育てながら使える
冷凍配送品質を保った状態で受け取りやすい
カード10枚収納普段使うカードを1つの財布にまとめられる

前者は商品のFeature(特徴)で、後者はBenefit(お客様が得られる価値)です。

スペックは必要ですが、スペックだけでは「だから自分に何がいいのか」が伝わらないことがあります。

特徴を説明したら、「それによってお客様にどんな良いことがあるのか」まで一段深く考えてみてください。

クロージングでは最後に残った不安をなくす

商品を欲しいと思っても、最後に不安が残っていると購入されません。

「自分に合うサイズか」「この色で合っているか」「送料はいくらか」「いつ届くか」「返品できるのか」といった購入直前の疑問を解消します。

特に、商品画像と商品説明、RMS上の価格・送料・納期などが食い違っている状態は避けたいところです。

お客様がページ内で情報の矛盾を見つけると、「どの情報を信じればいいのか」という新しい不安を作ってしまいます。

楽天の商品ページに絶対に入れたい情報を整理する

商品によって必要な説明は変わりますが、購入判断に関わる基本情報は抜かさない方がいいです。

項目伝える内容
商品名・商品概要何の商品なのか、誰向けなのか
サイズ縦・横・高さ・容量・重量など
カラー・バリエーション選べる色、種類、SKUごとの差
素材・原材料使用素材、食品なら原材料など
商品の強み競合商品と比較した特徴、選ぶ理由
ベネフィット商品を使うことで得られる体験・変化
使用イメージ実際に使用している写真、着用画像、食卓イメージなど
使い方・注意事項使用方法、お手入れ方法、使用上の注意
セット内容何が何個届くのか、付属品
配送・納期発送目安、冷蔵・冷凍・常温など
保証・返品等該当する場合の保証内容や条件

もちろん、すべての商品で同じ説明を同じ順番で掲載する必要はありません。

大切なのは、その情報がないことで購入を迷う可能性があるなら、先回りして伝えることです。

商材によって必要な情報は変わる

商材特に伝えたい内容
食品味、量、原材料、アレルギー、賞味期限、保存方法、配送温度帯、調理方法、製造背景
アパレルサイズ、実寸、素材、カラー、着用イメージ、モデル情報、透け感・伸縮性等
バッグ・財布・雑貨寸法、重量、素材、収納量、使用イメージ、付属品、お手入れ方法
家電・型番商品型番、仕様、対応機種、サイズ、機能、保証、納期
コスメ容量、成分、使用方法、質感、使用シーン、注意事項

法律や楽天市場の規約によって表示が求められる情報も商材によって異なります。食品、化粧品、健康関連商品などを扱う場合は、商品ページを作る前に該当する法令・楽天市場のガイドラインも確認してください。

楽天の商品ページデザインは「おしゃれか」ではなく「ターゲットに伝わるか」で決める

商品ページ制作の相談を受けていると、「もっとおしゃれにしたい」「高級感を出したい」といった要望はよくあります。

もちろん、デザインは大切です。

ただ、順番を間違えてはいけません。

「デザインが良いから売れる」のではなく、「お客様に商品の価値を正しく伝え、買いやすくするためにデザインを使う」という順番で考えるべきです。

例えば高価格帯の革製品なら、余白を広く取り、素材の質感が分かる写真を大きく見せ、落ち着いたフォント・配色にする方が商品の価値を伝えやすいかもしれません。

一方、食品で食欲を刺激したいなら、料理のシズル感や断面、湯気、盛り付けなどをしっかり見せた方が効果的なケースがあります。

商材タイプページデザインで重視したいこと
型番・比較商品価格、スペック、対応機種、納期などを分かりやすくする
オリジナル・アパレル使用シーン、世界観、素材感、コーディネートを伝える
食品おいしさ、量、安心感、調理・食事シーンを視覚的に伝える
高価格帯商品品質の根拠、素材、製造背景、信頼性を丁寧に伝える

色やフォントから考えるのではありません。

ターゲット → 訴求ポイント → ページ構成 → 写真 → コピー → 色・フォント

この順番で考えると、デザインに理由を持たせられます。

楽天の商品画像はガイドラインとスマホでの見え方を意識する

楽天市場では、第1商品画像とSKU画像について商品画像登録ガイドラインが設けられています。

楽天市場公式の案内では、主なルールとして、

  • 画像内のテキスト要素の占有率は20%以下
  • 枠線を使用しない
  • 背景は単色の白背景または写真背景
  • ガイドライン対象画像にアニメーションGIFを登録しない

とされています。

また、公式案内では商品画像は正方形で700×700px以上が推奨されています。

ここで注意したいのは、この商品画像登録ガイドラインが商品ページ内で使うすべての説明画像に一律で適用されるわけではないことです。楽天公式では、対象を商品画像欄の第1商品画像とSKU画像としています。

ただし、説明用画像だから何でも入れていいという意味ではありません。著作権や商標、景品表示法など、別の法令・規約は当然守る必要があります。

商品ページは必ずスマートフォンで確認する

楽天市場ではスマートフォンから商品を見るユーザーが多いため、PCだけでページを確認するのはおすすめしません。

特に説明画像を作るときは、PCで見れば読めても、スマートフォンでは文字が小さすぎるケースがあります。

1枚の画像へ大量の説明を詰め込むより、1画像1メッセージを基本にして、スクロールしながら内容が理解できる構成にすると読みやすくなります。

画像を作ったら、実際のスマートフォンサイズで確認し、「拡大しなくても読めるか」「何を伝えたい画像なのか3秒程度で理解できるか」をチェックしてみてください。

楽天の商品ページでは商品名・カテゴリ・属性などのSEO設定も忘れない

どれだけ良い商品ページを作っても、そもそも商品ページへのアクセスがなければ売上にはつながりません。

楽天市場内の検索流入を増やすためには、商品名やジャンル、製品情報なども適切に設定する必要があります。

楽天の商品名登録ガイドラインでは、ユーザーが商品内容を認識するために必要な情報を過不足なく入れ、より有益な情報を商品名の先頭近くへ配置する考え方が示されています。

そのため、単にメーカー型番や店舗独自の商品コードだけを書くのではなく、ユーザーが実際に何と検索するのかを考えながら商品名を設定します。

例えば財布なら、「財布」という一般的な商品名だけでなく、長財布・二つ折り・本革・メンズ・レディース・薄型など、商品を探す際に使われる情報のうち、その商品に該当するものを整理します。

ただし、検索キーワードを入れるためだけに、商品と関係のない単語や意味のない記号を大量に並べるのは避けましょう。

商品名だけでなく、商品ジャンルや製品属性なども正しく登録しておくことが大切です。

楽天の商品ページの作り方が分からないなら、売れている競合商品を参考にする

「ターゲットも訴求も大事なのは分かった。でも、実際どんなページにすればいいか分からない」という担当者もいると思います。

その場合は、同じジャンルで売れている商品ページを研究してみてください。

すでに販売実績や多くのレビューがある商品であれば、その商品や見せ方が一定数のユーザーから支持されている一つの参考になります。

見るべきなのは、単純なデザインではありません。

「最初に何を訴求しているか」「どんな順番で説明しているか」「サイズをどう見せているか」「レビューでどこが評価されているか」「低評価レビューでは何に不満が出ているか」まで見ます。

特にレビューはかなり参考になります。

競合商品の高評価レビューに「想像以上に軽かった」という声が多ければ、軽さはその市場で購入後に喜ばれやすい要素かもしれません。

一方、低評価レビューに「思ったより小さかった」が多ければ、サイズ感が十分に伝わっていない可能性があります。

そこまで見てから、自社商品では、

「競合で支持されている基本情報 + 自社商品だからこそ伝えられる差別化ポイント」

をページへ落とし込んでください。

他店の商品画像や文章をそのままコピーするのは当然NGです。参考にするのは構成や考え方であり、自社商品の価値は自分たちの言葉と素材で伝える必要があります。

楽天の商品ページは作って終わりではなく、転換率を見ながら改善する

商品ページを公開したら、そこで完成ではありません。

楽天公式では、ECの売上を、

売上 = アクセス人数 × 転換率 × 客単価

と整理しています。

例えば、

1,000人 × 転換率2% × 客単価5,000円 = 売上100,000円

です。

商品ページ改善と特に関係が深いのが、CVR(転換率)です。CVRとは、ページを訪れたユーザーのうち購入に至った割合を指します。

ページへのアクセスはあるのに購入されていないのであれば、商品ページ上に何らかのボトルネックがある可能性があります。

状態考えられる課題主な改善候補
アクセス自体が少ない検索・広告・露出不足商品名、属性、カテゴリ、広告、SEOを見直す
アクセスはあるがCVRが低い商品価値や安心材料が不足画像、価格、レビュー、送料、納期、商品説明を見直す
ページ冒頭で魅力が伝わらないファーストビューの訴求不足メイン訴求、画像、コピーを見直す
購入前の質問が多い必要情報が不足サイズ、仕様、配送、FAQなどを追加する
CVRは悪くないが売上が伸びないアクセス数や客単価が不足集客、セット販売、関連商品などを検討する

楽天市場ではR-Karteを使い、アクセス数・転換率・客単価などの数値を確認できます。

商品ページ制作は「一度きれいなページを作る仕事」ではなく、「数字とユーザーの反応を見ながら、買われるページへ近づけていく仕事」です。

制作時点ですべて正解を当てようとする必要はありません。

仮説を持ってページを作り、実際の数字を見て、画像・コピー・説明内容を改善していく。この繰り返しが、最終的には売上につながります。

楽天の商品ページ作りでよくある失敗

デザインから考え始める

「黒とゴールドで高級感を出そう」から始めるのではなく、誰に何を伝えるのかを決めてからデザインへ落とし込みましょう。

商品の特徴だけを書いて終わる

機能や素材だけではなく、その特徴によってお客様に何のメリットがあるのかまで伝えます。

情報を減らしすぎる

シンプルなページにした結果、サイズや納期、内容量など購入判断に必要な情報まで削ってしまうケースがあります。見た目をすっきりさせることと、情報不足にすることは別です。

PCだけを見て公開する

PCではきれいでも、スマートフォンでは文字が小さい、画像が長すぎる、情報が読みにくいということがあります。必ずスマートフォンでも確認しましょう。

一度作ったページを放置する

販売開始後にレビューや問い合わせが増えれば、制作時には気付かなかった疑問や不安も見えてきます。問い合わせで何度も聞かれる内容があれば、商品ページへ追加することを検討してください。

HTMLやデザインが分からない場合は制作ツールや外注も選択肢

「売れるページの考え方は分かったけれど、HTMLやデザインができない」という場合、すべて自社で作る必要はありません。

楽天市場のRMSサービススクエアでは、HTMLの知識がなくても商品ページ等を作成しやすい制作ツールが提供・紹介されています。

また、商品撮影や画像制作、商品ページ制作を外部の制作会社へ依頼する方法もあります。

ただし、外注する場合でも、完全に丸投げするのはおすすめしません。

「誰に売る商品なのか」「何が競合との違いなのか」「購入者がどこを評価しているのか」は、商品を最も理解している自社側から伝える必要があります。

デザインを外注できても、商品戦略まで自動的に決まるわけではありません。

楽天の商品ページの作り方に関するよくある質問

楽天RMSではどこから商品ページを編集できますか?

基本的には「店舗設定 > 商品管理 > 商品一覧・登録」から対象商品を選び、編集画面の「ページデザイン」などを修正します。RMSの更新によって名称が変更される可能性があるため、最新画面も確認してください。

商品ページに画像を入れるにはどうすればいいですか?

「店舗設定 > 画像・動画登録 > 画像管理」からR-Cabinetへ画像を登録し、発行された画像URLを商品ページ側で使用します。HTMLで配置する場合は、imgタグのsrc属性へ画像URLを設定するのが基本です。

楽天の商品ページには何を書けばいいですか?

サイズ、カラー、素材・原材料、商品の特徴、ベネフィット、使用イメージ、セット内容、配送・納期など、購入判断に必要な情報を掲載します。商品ごとに「購入前に何を不安に思うか」から逆算すると抜け漏れを減らせます。

楽天の商品ページはおしゃれにした方が売れますか?

おしゃれであること自体が目的ではありません。ターゲットへ商品の価値を伝え、購入しやすくするために適切なデザインを選ぶことが大切です。

商品ページを作ったのに売れない場合はどうすればいいですか?

まずアクセス不足なのか、アクセスはあるのに転換率が低いのかを切り分けてください。アクセス不足なら検索・広告施策、転換率が低いなら画像・訴求・価格・レビュー・送料・納期・商品説明などを優先的に確認します。

他店の商品ページを参考にしても問題ありませんか?

構成や訴求の考え方を研究することは有効です。ただし、他店の画像や文章をコピーするのではなく、売れている理由を分析したうえで、自社商品の強みやターゲットに合わせて再設計してください。

楽天の商品ページは「何をデザインするか」より「なぜそう見せるか」が重要

楽天の商品ページの作り方を調べると、RMSの操作方法や画像サイズ、デザインのテクニックなど、さまざまな情報が出てきます。

もちろん、それらも必要です。

ただ、一番最初に考えるべきなのは、もっとシンプルです。

誰に商品を売りたいのか。
その人は何に困っているのか。
商品の何を伝えれば欲しいと思ってくれるのか。
購入するときに、何を不安に感じるのか。

ここが決まれば、どんな写真が必要なのか、何を説明するのか、どんな順番で見せるのか、どんな色・フォントを使うのかも決めやすくなります。

商品ページはデザインを見せる場所ではなく、商品とお客様をつなぎ、購入判断を助けるための場所です。

まずは自社の商品ページをお客様の立場で見直し、「このページだけで、購入前に知りたいことへ全部答えられているか」を確認してみてください。

そこで不足している情報が見つかったなら、それが次に改善するべき商品ページの施策です。